「琥珀の夢で酔いましょう」感想 クラフトビールと美味しそうな料理が紡ぐ、大人の楽しい友情の物語!

当ブログの名前である「琥珀色のプロージット」は、漫画やライトノベルで好きな作品から取っています。

『プロージット』はドイツ語で乾杯という意味。こちらは小説家になろうで掲載されている、異世界居酒屋「のぶ」という作品で、登場人物達がトリアエズナマ(生ビール)を飲む際などに「プロージット!」と言っているのが印象的で、好きでした。音のね、響きが好きなんですよ。ちなみに同じ乾杯の言葉で、イタリア語の「サルーテ!」も好きですね。こちらは「健康のために」という意味なのですが、とても小気味よい。

もう一つの琥珀色ですが、これはごく最近発売された、琥珀の夢で酔いましょう、という作品のタイトルから。この作品の琥珀はクラフトビールを指しています。書店で目にした時に、ビールを琥珀と表現するのはとても美しくて、綺麗だなぁと思って手に取りました。

表紙はこんな感じ。イラストのタッチや色合いが凄く好みだったんですよ。表紙買いは割とする方なんですが、これは正解でした。京都を舞台とした、クラフトビールと大人の青春群像劇。仕事も違う、元々知り合いでもなかった三人の関係性が、大人になってから出来た「友達」を上手く表していて良いなと思いました。

私はアルコールはあまり飲まない方なのですが、知識としては大好きで。私の地元である長野のビールも作中に登場しているので、読んでいて嬉しくなりました。やっぱり地元が登場すると「おお!」ってなりますよね。なりました。ビールは苦いという印象が強く、やや苦手ない意識があったのですが、読みながらクラフトビールを飲んでみたいなと思うようになりまして。ビール初心者が飲みやすいクラフトビールの情報を収集中です。これいいよ!っていうのがあったら教えて頂けると嬉しい。ちょう喜ぶ。

琥珀の夢で酔いましょう(1) (エデンコミックス) [ 村野真朱 ]

価格:680円
(2019/9/16 09:55時点)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です