8月22日に椿いづみ先生の「月刊少女野崎くん 11巻」が発売となりました。今回は鹿島君の妹さんが登場したり、結月が内緒にしてきた事を告白したり、千代ちゃんが告白ゲームで告白されたり、都さんが自然な告白について考えたりと『告白』がたくさんの一冊でした!
表紙はこんな感じ。
瀬尾兄妹ですね。二人とも、グリーンがよく似合っています。ちなみに今回は特装版も一緒に発売されていて、そちらではみこりん達の着せ替えが出来るおまけがついています。
表紙も堀先輩達が載っていて凄く良かったので迷ったのですが、今回は通常版にしました。もしかしたら後で、特装版が残っていたら買うかもしれません。
あと背表紙はこんな感じ。
Contents
11巻は『告白』尽くし! 中でも鹿島君の妹がすごい!
11巻のテーマは『告白』という事で、登場人物たちの告白(※恋ではないものも含む)が色々と描かれています。でも、告白以上にインパクトが強かったのが、鹿島君の妹さんである『麗ちゃん』でした。
麗ちゃんはお嬢様学校に通っている「~ですわ」っ子。ほわほわっとした美少女でとても可愛いのですが、鹿島君の妹だけに彼女もなかなかに特徴的です。何とこの麗ちゃん、男性に慣れていない分とても想像力が豊かで、男女が一緒にいるといかがわしい目で見られるそうです。実際にすごかったです。そして彼女の共学のイメージの根底にあるのは『恋しよっ』……!
彼女の事を聞いた人達や会話した人たちが軒並み驚愕の表情を浮かべていたのが楽しかったです。あれはびっくりする。でも不思議とこう、何と言いますか……麗ちゃんの言葉を読んでいると、自分も通って来た道みたいな懐かしさを感じるんですよ……恐るべし麗ちゃん。
結月の貴重な緊張シーン!
麗ちゃんと同じくらい印象的だったのが、作中でも滅多に描かれない結月の緊張シーン。
若松君にそろそろ自分がローレライだという事をバラそうと考えた結月だったのですが、いざその時になったら赤面して緊張するんですよ。「これはもう、恋では……!?」と錯覚するほどの緊張っぷりに、読んでいてテンションが上がりました。
(いやいや、ぺろーっとバラすだけだろ!?)
緊張時の心の台詞が何とも微笑ましくて、可愛かったです。
瀬尾兄の告白と無自覚に非情な都さん
11巻には都さんと瀬尾兄のお話も描かれていました。都さんが友人から「自然な流れで告白して付き合った」という話を聞き、自然な流れの告白ってどういうものだろうと悩んだ末に、瀬尾兄に相談してやってみる事にしたんです。
瀬尾兄の嬉しそうな様子とは正反対に、漫画家の見方で色々を捉える都さん。この二人に春は来るのだろうかと心配になるやり取りでした。都さん本当に、まだ瀬尾兄の事何とも思っていないんだなぁというのがよく分かったんですが、中でも、
(人物が思うように動いてくれない……こんなの初めて……!!)
は、もう、瀬尾兄が可哀想ではあるんですが笑ってしまいました。
千代ちゃん、乙女ゲームをプレイする。
野崎君一筋の千代ちゃんですが、今回は野崎君が差し入れしてくれた乙女ゲームを遊ぶ事になりました。同時に差し入れしてくれたのがチーズケーキなので、恐らくみこりんへの差し入れが乙女ゲームだったのでしょうが、みこりんは頑なにチーズケーキを受けとったので千代ちゃんが遊ぶ事になったんです。
タイトルは『イケメンシンドローム』。そう言えば以前に野崎君やみこりん達が遊んだタイトルは『シークレットDAYS』でしたね。あのソフトは剣さんから貰ったものでしたが、もしかしたらこれもそうかも?でも、何だかんだで野崎君も結構はまっていたので、自分で買ったセンもあるかもしれない。
まぁそんな感じで遊び出した千代ちゃんでしたが、やはり攻略対象を選ぶ基準は『野崎君っぽさ』でした。千代ちゃんらしくて可愛いですね。でもイベントを見た時の反応や、選択肢の選び方など、みこりん曰く「恋愛感覚がおかしくなっている」との事でしたが。
サイン会の練習に、催眠術と面白い話が目白押し!
告白以外にもサイン会の練習をしてみる話や、催眠術をかけみる話など、面白い話が目白押しでした!それと今回は椿先生が俺様ティーチャーで良く描かれているようなタッチのミニキャラも多く出ていて「おお……!」となったり。
カバー下の漫画も相変わらず楽しくて可愛かったです!多くは書きませんが、都さんと野崎君、そして千代ちゃんのお話でした。都さんの無自覚な闇の深さもよく表れていて良かったです。
さて、こんな感じが月刊少女野崎くん11巻の感想でした!次巻も楽しみですね。
あっそれと、買った時にフェアをやっていまして、月刊少女野崎くんを始めとしたガンガンコミックス系を購入すると、クリア栞が貰えました。私は野崎くんのものを頂いたんですが、千代ちゃん、鹿島君、結月の三人が描かれていて可愛かったですよ。
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